脳出血後遺症

少ししか動かなかった手で・・字が書けるようになった!

〇改善内容

☑名前が書けるようになる

〇脳リハ式ステップアップメソッド達成項目

☑自動介助運動であれば筋緊張をコントロールできる

☑動作に必要な可動域内で動かすことができる

☑各関節の随意性がある程度獲得できる

☑自分の動かしたい関節を少しでも動かすことができる

○レビュー

基礎情報

年代:40代

疾患名:脳出血

発症からの期間:1年

症状:左片麻痺

リハビリ期間:6カ月

リハビリ目標:書字や家事がスムーズに行えるようになる

利用メニュー:60日間改善プラン

利用回数:32回

○当ステーションご利用までの経緯

回復期病院にて6か月入院、その後訪問リハビリ週2回程度継続。現状維持は出来ているものの更なる回復を目指しご友人の紹介を経て当施設利用となった方です。

○初回体験時の状況

・左手の力が思うように入らず指を僅かに曲げることしか出来なかった

・左半身の麻痺と感覚障害があり手を高く上げることが出来なかった

・手を開くことが出来ずものを掴むことが出来なかった

○リハビリ内容

・肩周囲及び手指の緊張を軽減することから行った

・肩周囲の緊張コントロールが上達し指先一つ一つの細かい意識も出来るようになってきたため握り動作及び開き動作の練習を行った。

・指先の感覚を再認識させ手の正しい使い方の再教育を行った

○改善内容

・手で物を掴むことが可能になった

・反対側でペンを握らせた状態から読解可能な書字が可能となった

・肩を上げる際に余計な力が入らなくなり、肩が高く上がるようになった

○セラピストのコメント

最初は僅かに指が曲がる程度でしたが徐々に可動域が改善し、握りがしっかり出来るようになってきました!そしてその後は開きも可能となり物を自分の意思で掴めるようになりました!

その頃からリハビリ意欲も更に高まり、自主リハビリをとても頑張って下さった成果も出ました!

特に書字に関しては上達がはっきりと見て分かりご家族共々喜んで下さり良かったです。

継続した自主リハビリをすることで更なる指先のコントロールも可能となりますので無理せず頑張りましょう!

手を使って料理が出来るようになった!

〇改善内容

☑料理の際に麻痺の手を支えとして使用できるようになった

〇脳リハ式ステップアップメソッド達成項目

上肢

☑緊張が上がらずに連続動作ができる

☑動作に必要な可動域内で動かすことができる

☑抵抗を感じるが全関節を動かすことができる

☑ある程度の速度で動作を遂行することができる

☑代償なく動作遂行ができる

○レビュー

基礎情報

年代:40代

疾患名:脳出血

発症からの期間:2年

症状:左片麻痺

リハビリ期間:6カ月

リハビリ目標:料理の際に左手を支えとして包丁が使えるようになる

利用メニュー:60日間改善プラン

利用回数:48回

○当ステーションご利用までの経緯

急性期病院にて1カ月、回復期病院にて6か月入院。退院後はある程度の生活動作が出来るとのことで継続したリハビリは行わなかった。しかしケアマネージャー様の紹介にて意欲が向上し当施設に来られる。

○初回体験時の状況

・左手の筋緊張が高く、物を持つと強く握りこんでしまい安定した動作が困難であった

・左半身の麻痺と感覚障害があり手を高く上げることが出来なかった

・左上肢が全体に突っ張ってしまいスムーズに動作が出来なかった

○リハビリ内容

・頭頚部と体幹、および肩周囲の緊張を軽減することから行った

・肩周囲の緊張コントロールが上達し前腕の緊張コントロールも上達したため指先一つ一つの細かい握り動作などの練習を行った。

・指先の感覚を再認識させ手の正しい使い方の再教育を行った

○改善内容

・手で物をつまむ力加減が上達し包丁を使う際の支えとして手を使用できるようになった

・感覚障害も改善傾向であり、身体を触れられたときの感覚が戻りつつあった

・肩を上げる際に余計な力が入らなくなり、肩が高く上がるようになった

○セラピストのコメント

目標を無事に達成できて本当に良かったです!

最初は力を抜くことに苦労をしており諦めかけることもありましたが、コツが分かってからの上達は早く指先まで起用にコントロールできるようになっていました。

日々生活の中でもリハビリを行う習慣があり、その努力の成果が結果に結びついたのだと考えております。

無事に卒業となりましたが引き続き生活リハビリを継続して頂ければ嬉しいです!

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